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地域にねざす設計舎
TAPROOT
つくしハウス
つくしハウス
築40年あまりのビルを改装し、心の病を抱えた方たちの就労支援及び生活訓練を行う多機能型事業所に転用しました。
各フロアとも、既存の広々としたワンルームを活かし、30坪近い作業スペースを確保しています。随所に狭い場所や奥まった場所をつくり、利用者さんが気分に応じて居場所を見つけられるように工夫をしました。床は優しい肌触りのカーペット敷き、壁は穏やかな色合いの塗装に加え、一部を無垢の杉板張りとしました。また、中央の柱を鮮やかなオレンジに塗装し、明るく、あたたかいイメージの内装に仕上げています。玄関の「つくし」看板は、利用者さんの手づくりです。(左写真)
物件データ
竣工時期 平成24年3月
工事概要 改修
施設概要 障害福祉サービス事業所(多機能型)
1階:エントランス・駐車・倉庫
2階:就労支援事業(B型)
所在地 京都市上京区
建て主 NPO法人つくし
1階床面積 148.20㎡
2階床面積 159.90㎡
3階床面積 159.90㎡
PH階床面積 16.64㎡
延べ面積 484.64㎡
構造 RC造3階建て
設計担当 吉田・槇谷
施工 都市建設株式会社
ショートステイ2人部屋の宿泊室
利用者さんの希望によっては、仲間と同じ部屋での宿泊を可能としました
ショートステイのデイルーム
近隣住宅に配慮しながらも、外部の様子が楽しめる居心地のいい空間です。
階段室には転落防止ネットを設けています。
既存作業室と一体として使える生活介護室
接続部分を広くとり見通しを良くしました
可動間仕切りにより、分けて使うことも可能です
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